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2020年04月28日

リンドグレーン賞受賞 ペク・ヒナさん

リンドグレーン賞を受賞したペク・ヒナさんの絵本を集めました。リンドグレーン賞とは、絵本界のノーベル賞とも称され、日本では2005年に荒井良二さんが受賞されています。

読まないと、後悔します。

ペク・ヒナさんは、韓国の人形絵本作家さん。『天女銭湯』の翻訳絵本がブロンズ新社から発売された時のあの表紙絵のインパクトは凄いものでした。確かに少しグロいので、美的感覚がわからないと読まなかった人もいるかもしれませんが、後悔します。こんなに面白い絵本はありません。

続刊『天女かあさん』(ブロンズ新社)は、働くお母さんに響きます。子どもが熱を出したのに、仕事が抜けられないのです。舞台はソウルですが、まるで東京です。銭湯とは別の天女さまがたまたまお母さんを助けます。

『あめだま』(ブロンズ新社)は、ひとりぼっちの男の子ドンドンと、なめるといろいろな声が聞こえてくる不思議なあめだまの絵本。老犬グスリや小言ばかりのお父さんの心の声も聞こえます。

そのグスリが主人公の『ぼくは犬や』(ブロンズ新社)が今回の新刊です。子犬のグスリとベビードンドンが出会い、家族になった頃のお話。

今一番注目の絵本作家さん

ペク・ヒナさんは今一番注目の絵本作家さんで、このタイミングでのリンドグレーン賞受賞は大いに納得で、リアルタイムにこれだけ楽しみな作家さんが活躍していることがとても嬉しいです。おりしも本屋大賞翻訳小説部門一位も韓国文学のソン・ウォンビョン『アーモンド』(祥伝社)でしたので、一緒に並べて、小さな韓国文学コーナーになりました。感染症の流行によって、隣国との往来は当分途絶えそうなこの頃ですが、海を隔てていようと、世界中の本が読めることのありがたさを感じます。

山井 洋子
リブロ 光が丘店 店長

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