2020年11月11日

吹上奇譚 第三話 ざしきわらし

原マスミさんの美しい表紙の
吹上奇譚の3冊めです

帯には 哲学ホラー という紹介があり
そうか この本は哲学的なホラーなんかあ
ホラー関係?は苦手なので 笑っちゃいました

同い歳のばななさんの作品を読み続けて
半世紀以上たちました

母国語が同じで
同時代に生きてるのが
うれしいなあ
とおもいます

ばななさんの小説やエッセイから
わたしは 生きる術(すべ)をおしえてもらいながら 暮らしている気がします

いつか 対談の講演会に参加したとき
もう一人の方が

同じ場面を見ていても
全然ちがうんだよね
そういうところ見てるんだ
とおもう

みたいなことを言われて
ばななさんは

作家の仕事は 観察することがすべて
と言ってもいいぐらいだから…

というふうなことを話されていて
なるほどなあ
とおもいました

ばななさんの作品を読んでいると
そのときの自分の胸に響くことがあり

ああ そうだ いまのわたしに必要なのは
そういうことなんだな

ってわかります

「変化というのは基本的に当然だし、避けられない。どの方向に変化しようとも、それは自然だ。問題は彼女がしがみついてきたものを手放せるかどうかだ。自分ではしたいとおもっていても、深いところでの抵抗はすごいんだろう。そこだけは誰にも手伝えない。」

墓守りくんの この言葉にわたしは胸をうちぬかれて おいおい泣いちゃいました

この本が 必要としてる方のもとに
届きますように…

吹上奇譚 第三話 ざしきわらし
吉本ばなな
幻冬舎
本体1,500円

山口 敦子
リブロ 新大阪店

Pick Up

おすすめアイテム