2020年11月17日

イワンの馬鹿

いつかどうしてだったかは忘れてしまったけれど 娘が

おかーさん バカなの?

と言うので

うーん そうかも…
だけど バカが世界を救うみたいなことない?
イワンの馬鹿みたいに…

と言ったら

おかーさん
中途半端やから ないわ〜

と言われて
そうかあ…と納得(!)したことがありました

この物語
ずいぶん前に読んだきり
内容は忘れていて
あらためて
そうかこういうお話だったんだなあ
とおもいました

もちろん作者トルストイの
人としてどのような人が美しいのか
ということがありますが

それとは別にというのか

悪魔がみせる術
そうしてあとに残る穴

などなど
物語の楽しさが
響きます

新訳ということで
少し前に
一日一冊にしようとおもっても
まだ読んでしまうという
本好きの青年に

わたしでも読めそうな古典の小説はないかしら…

ときいたとき

そうですね
これこれと(と言っていくつかあげてくれました)それらの
新訳がいいとおもいますよ
自分がアタマが悪いから読めない
とおもってる人が多いけど
(えーと それはわたし?とおもって笑っちゃいました…)
訳で読みやすさが全然ちがいますから

と言ってくれたのをおもいだしました

ハンス・フィッシャーのしゃれたさし絵
紙質
ていねいな装丁

そこにあると
静かな光をはなつような
ステキな一冊です

イワンの馬鹿
レフ・トルストイ(著/文)ハンス・フィッシャー(イラスト)小宮由(翻訳)
KTC中央出版
本体1,600円

山口 敦子
リブロ 新大阪店

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