2021年02月08日

ちいさな曲芸師バーナビー

祈るということが スキです

なにに向かって祈ってるかは
あんまりわからないのですが
なんとなく 天に向かってみたいな
イメージでいます

娘から

レポート終われへん…

とメッセージがきて

天使にお祈りしとくよ…

うん おねがい〜

みたいな
感じです

この物語の舞台は
修道院ですから
特定の神さまに 真摯に祈るみたいなことで
わたしにはあまりピンとこないのですが

バーナビーが
「ぼくにできるたったひとつのこと」
の曲芸を聖なる場所でする
ということは
なんだか しっくりきます

それは いま
わたしの目の前の人が
自然としてることではないかなあ
と おもいます

友だちが働いているお店の店長さんが
独立して 自分の店をはじめると
きいたとき
わたしは
バーナビーのことがうかびました

店長さんは
カクテルをつくったり
カウンターの人たちの
話をきいて
リラックスできる空間を
つくりあげています

その店長さんの料理は
外で食べると
濃い味でたくさん食べられない
わたしにも食べやすい
と言ったら

最初の一口だけおいしいんやなくて
最後までおいしく食べてほしいからね

と言いました

小さなおくりものとして
この本を わたすとき

この曲芸師のしてることが
店長さんと
おんなじ気がするの

と言ったら
店長さんは タイトルをみて
ちょっとびっくりしたように

曲芸師って クラウンみたいなことやんな
こんどの店の名前
スペイン語で ピエロのことやねんで
うれしいな
ありがとう

と言われて
わたしも この本を選んで
よかったなあ
と胸がいっぱいになりました

これは
「たくさんの人に知られているお話」
なのだそうですが

「私はこの伝説を自分なりに書きなおしてみました。」
という作者の言葉があるように
いまを生きるわたしたちに
響く物語にしてくれたのではないかなあ
とおもいます

祈ることには
あまりなじみがないという方にも
手にとってもらえたなら
あたらしいなにかがみつかるかもしれません

ちいさな曲芸師バーナビー
バーバラ・クーニー(再話・絵)/末盛千枝子
現代企画室

山口 敦子
リブロ 新大阪店

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