2021年03月02日

折りびな 新版

こどものころ おひなさまに
あこがれて
ひなケーキに
クリスマスケーキの
サンタみたいにのっていた
プラスチックの
一対のおひなさまを
あらって
折り紙でびょうぶを折って
かざっていた記憶があります

学生のころ
(留学する人が多い学校でした)
クラスメイトが
日本の風習らしいから
と言って 何段もあるりっぱなひなかざりを
お母さんが買ってくれたのだけど
ずっとだしたままで
実家に帰るたびに
はたきでほこりをはらってる
という話をきいて
いろんなおもいでがあるなあ
としみじみしました

大人になって
ある年の早春
大きなケガで
入院していて
図書館で働いていた知り合いの人が
プルーンジュースといっしょに
持ってきてくれたのが
風雅な千代紙で折った
おひなさまでした

わたしはうれしくて
病室にかざりました

四半世紀たったいまも
毎春だしてかざっています

それが
この本のおひなさまでした

千代紙のおひなさまは
場所もとらないし
虫よけを買わなくてもよいし
気軽にだしたりなおしたりできます

なにより
自分で折るということで
愛着がわきます

写真からは
むずかしそうにおもえますが
みかけは器用だけど
(なぜかそう間違えられます)
手先はさっぱりな
わたしにもできましたから…
(プレゼントするのに折ってみました)

あなたのおひなさまを
あなたの手で 折ってみませんか
というたのしいおさそいの一冊です

折りびな 新版
田中サタ/真田ふさえ
福音館書店

山口 敦子
リブロ 新大阪店

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