2021年03月08日

フェア 3月8日国際女性デー

ミモザの花が美しい季節になりました。3月8日の国際女性デーに向けて、世界と日本のあらゆる年代の女性たちを応援する本を集めました。

『夢をあきらめなかった13人の女の子の物語』『世界にひかりをともした13人の女の子の物語』(潮出版社)は、小学校低学年向けの翻訳伝記絵本。著者はチェルシー・クリントン。26人中、マリ・キュリー、ヘレン・ケラー、マララ・ユスフザイ、オプラ・ウィンフリー、フローレンス・グリフィス・ジョイナー、サリー・ライド、ワンガリ・マータイ、ジョアン・ローリングの8人しか知っている女性がいませんでした。大人が読んでも勉強になります。

『世界を変えた100人の女の子の物語』(河出書房新社)も翻訳ものの伝記絵本で、小学校中学年向け。100人の中に日本人を探してみました。いました!ヨーコ・オノ!戦争に反対し、平和の大切さを訴えた芸術家として載っています。

あすなろ書房の「信念は社会を変えた!」は素晴らしいシリーズ。こちらも翻訳もの。6巻中女性のタイトルは『ルース・ベイダー・ギンズバーグ』『グロリア・スタイネム』『グレタ・トゥーンベリ』の3冊。小学校高学年以上向け。しかしRBGの本はこれくらいしかないと思われるので、大人もぜひ。

タイムリーな新刊では、上野千鶴子『女の子はどう生きるか』(岩波ジュニア新書)があります。2019年の東大入学式の祝辞が話題にもなりましたが、この本は中学生以上向け。

文芸書では、『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)に続くチョ・ナムジュの新刊『彼女の名前は』(筑摩書房)に収められた『公転周期』に、生理用品が買えずにその期間学校を欠席せざるを得ない少女が描かれています。おりしもファミリーマートで、国際女性デー翌日から対象生理用品を年内2%割引するという発表があったばかりです。スコットランドで生理用品を無料提供する法律が成立して、その動きが各国に広がりつつある中で、日本の企業が動き出してくれたことを心強く感じます。この本は、実際の女性たち60人への作者のインタビューが元となっているので、描かれたのは少女の実体験です。

2018年ノーベル平和賞受賞者ナディア・ムラド作『THE LAST GIRL 私を最後にするために』(東洋館出版)や、伊藤詩織さんの『Black Box』(文藝春秋)、『「男女格差後進国」の衝撃』(小学館新書)などの性暴力やジェンダーギャップ問題などの本も揃えました。

山井 洋子
リブロ 光が丘店 店長

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