2022年06月13日

両手にトカレフ

タイトルが、なかなか物騒です。

日本と海外では学校の制度が違います。学び方も違います。読んでいてもどこか他人事のように感じます。実際に他人事でしょう。しかし、それで終わらせないのがブレイディみかこさんです。

今回の作品はフィクションなのですが、実際に現在も起こっている問題を提起してくれています。私自身が子どもの頃、ここまでの貧困差やネグレクトは、身近にはありませんでしたが、外国を他人事と捉えないように、日本と比較して書いてくれているので、より心境をイメージすることができました。自分たちの現状をどうにかしようと必死になっている子どもたちは、見えない武器で常に自分を守ろうとしているんだろうな。と、ヒシヒシと伝わってくる作品です。

この作品を通じて“リリック”と言う単語を知りました。ラップなど普段聞くことがないのですが、この本を読んで少し興味が湧いてきました。

両手にトカレフ
ブレイディみかこ
ポプラ社

嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店

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