2022年07月07日

チュベローズで待ってる

兼業の作家さんに偏見はありません。むしろ作品を読み終わった後に、この作者さんはお医者さんなんだ!や、弁護士さんなんだ!って知って驚くのも楽しみにしています。ただ、作品より先にネームバリューのある芸能人の方が書いた小説には手を出せずにいました。何となく、本当に内容が面白くて注目を浴びているのかな?って疑っていたのです。

『チュベローズで待ってる』は作者さんやタイトルより、表紙にひとめぼれして手に取りました。ひとめぼれしたらもう作者さんなんて気になりません。と言うことで、初めて加藤シゲアキさんの本を読みました。

めちゃくちゃおもしろかったです。

1冊目は現在で、2冊目は近未来なのですかね。自動運転のタクシーなど、そろそろ本当に来そうな未来の設定でした。登場人物はホストやヤクザなど、小説では親しみのある設定なので、イメージしやすかったです。設定も分かりやすいし、出てくる登場人物の人間味に溢れていること。悲しくもあり、切なくもあり、でも友情と家族愛に溢れていました。

チュベローズは本当にある花なのですが、ホストクラブの名前にするには、派手さより可愛らしさが勝る花なのですね。見た目より、花言葉や香りを重視しているところに、より好感を持ちました。今後はもっと視野を広く持って、よりたくさんの本を読みたいと思います。

チュベローズで待ってる AGE22
チュベローズで待ってる AGE32
加藤シゲアキ
新潮社

嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店

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