2022年08月02日

最後の鑑定人

“おすすめの本を教えて下さい。”と聞かれたら、皆さまはどんな本をおすすめしますか?読みやすい本又、は読みごたえのある本。聞いてこられた方の趣味や、普段の読書量などで、なかなか選ぶのが難しいです。

今回紹介させていただく『最後の鑑定人』は読みやすく、しかも読みごたえのある本でした。短編集なので読書の習慣がない方も手にとりやすく、でも1話ずつがすごく味わい深い話になっているのです。

主人公は“最後の鑑定人”と呼ばれている土門誠。科捜研のエース、なぜ科捜研を辞めたのか?どんな過去が秘められているのか?など、じらすことなく説明してくれているので、ストーリーに集中できます。続編を考慮すると少し秘密のままほうが次巻も手にとってもらえるのでは?などの駆け引きが全くされていないのです。なのに、次巻を期待しています(笑)

鑑定結果にスッキリすることもあれば、これで本当に良かったのかなと思うところもあり、とてもおもしろかったです。どなたにでもおすすめできる1冊です。

最後の鑑定人
岩井圭也
KADOKAWA

嘉納 芙佐子
リブロ 江坂店

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