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Dear Girls!

2019年07月08日

女性を応援する本を集めました。2018年にノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドさんの『LAST GIRL 私を最後にするために』(東洋館出版社)の衝撃に打ちのめされているなかで、韓国で100万部突破のベストセラー小説チョ・ナムジュさんの『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)が出て、共に女性蔑視や差別が根底にあるという点でつながったことから、そんな本をリストアップしてみたのです。160年前のアメリカの実話『ある奴隷少女に起こった出来事』(新潮文庫)もそうですし、最近では、東大生協文芸部門20018年売上一位だった姫野カオルコさん『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋)なども。

『82年生まれ、キム・ジヨン』、この本の出現は、韓国文学への扉を大きく開けてくれただけでなく、気づかなかったけれど差別されていたのだという意識の扉も開けてくれた一冊です。『私たちにはことばが必要だ』(タバブックス)や『無礼な人へNOという44のレッスン』(白水社)など、次々に韓国の翻訳本が出てくるあたりに隣国のエネルギーの大きさがわかります。

このフェアで『82年生まれ、キム・ジヨン』に次いで売れているのは、『私は私のままで生きることにした』(ワニブックス)です。表紙イラストが女性ですが、内容は男女差のないものです。BTSのジョングクの荷物の中にチラッとこの本が写った写真がネットに出回ったことから、BTSファンが買われていると推測されていますが、元々韓国ではベストセラーだったとのことなので、本そのものの持つ力によるものが大きいのではないでしょうか。

絵本も並べたくて選んでみましたが、絵本の世界では女性が世界に羽ばたくものばかりになりました。大手学習塾のこの夏の課題図書としてお問い合わせが多く、重版があがったばかりの『いいたいことがあります』(偕成社)は、女の子にだけ勉強プラス家事も覚えるようにと言われるという内容なので、一緒に並べてみました。小さな読者たちが大人になる前に、世界が進化していることを願います。

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